カラスミ(ボッタルガ)自家製を作る。No1
2010/11/08 Mon. 16:18 [edit]
さーて。
そんな季節って事で、作ってみましょーか カラスミ
フランスじゃ「ブタルグ」 Boutargue ですか。
パスタとか、リゾットに入れたら最高ですよね。
今回は鹿児島産のいい ボラ子 がてに入ったので、
仕込んで見ることにしました。
ジローは、育ちが長崎なので、カラスミは小さい時から
親しんでます。 大好き。

キレイな色でしょー。
フォアグラ・ド・カナールみたいです。

今回のは、けっこう高価です。物がいいですから。
kg/ん万円ですか。
いいカラスミに仕込んだら、kg/5~10万円くらいするやつもあるそうです。
長崎産のボラ子だと、いいやつなら、生で3万円くらいするらしいですが・・・?
「そんなん使ったら クビ かなー イヒヒ」
いいボラ子ですが(安いと表まで血タップリの血管だらけ)
裏はこの通り 血がありますので、

このジローちゃん特製 ブシブシ針を使って

キレイキレイしましょう。

ボラ子には こんな「へそ」が付いてます。
外すと、子が出て破れるので、つけたまま。
もちやすいですからね。

ね。

皮を破らないように 慎重に 「プシプシ」

氷水につけながら、血を押し出します。

丁寧に

やさしく

細かいとこまで。
時折、指でシコシコしながら、血が血管を通って流れ出すまで
がんばります。

ジローは 針でなぞる様に 血をたぐり出します。
ちいさな血管も。

こんなに 水が濁りました。

すんごいキレイに 頑張ったでしょう。
この血抜きで、仕上がりが違うそうです。

って 偉そうに言ってますが、
キメラの筒井シェフと、ラ・メゾン・ブランシュの加藤シェフの
二人の有名コンビに
こっそり(ブログに書いたらコッソリで無いな)
教えてもらいました。
二人の意見のいいとこ取り。イヒヒ。
なんせジローも初めてですねん。 あははははははは。
が、しかし、
明日からは、初めてでは無くなるんですよ。イヒヒ。
「なんでもやってみないとわからん。」

バットを用意して、
塩漬けにしましょう。

今回は「並塩」が無かったので、
もったいないけど「伯方の焼塩」で。
ぬれた感じの「あら塩」だと
次の日にビチョビチョになるから、
乾いてる塩の方がいいとおもいます。

きれいに並べて、塩を ひと腹ひと腹にまぶし、
漬けます。

今回の 「ボラ子」が4kg 塩が、4kgくらい使いました。

すりすり

せっせっせと。

これで「ボラ子」が見えなくなるまでかぶせて、

冷蔵庫に入れて 水抜きです。

小さいのも、大きいのも1日(24H)漬けます。(高い方は3日仕様にしました。)
中心まで塩を入れて、水抜きと臭みを取るそうです。
取り出したら塩を洗い流し、
2~3週間ほどの天日干しにはいります。
その様子は また No2~3で。
乞うご期待。
1日たったボラ子の様子はコチラ
↓
そんな季節って事で、作ってみましょーか カラスミ
フランスじゃ「ブタルグ」 Boutargue ですか。
パスタとか、リゾットに入れたら最高ですよね。
今回は鹿児島産のいい ボラ子 がてに入ったので、
仕込んで見ることにしました。
ジローは、育ちが長崎なので、カラスミは小さい時から
親しんでます。 大好き。

キレイな色でしょー。
フォアグラ・ド・カナールみたいです。

今回のは、けっこう高価です。物がいいですから。
kg/ん万円ですか。
いいカラスミに仕込んだら、kg/5~10万円くらいするやつもあるそうです。
長崎産のボラ子だと、いいやつなら、生で3万円くらいするらしいですが・・・?
「そんなん使ったら クビ かなー イヒヒ」
いいボラ子ですが(安いと表まで血タップリの血管だらけ)
裏はこの通り 血がありますので、

このジローちゃん特製 ブシブシ針を使って

キレイキレイしましょう。

ボラ子には こんな「へそ」が付いてます。
外すと、子が出て破れるので、つけたまま。
もちやすいですからね。

ね。

皮を破らないように 慎重に 「プシプシ」

氷水につけながら、血を押し出します。

丁寧に

やさしく

細かいとこまで。
時折、指でシコシコしながら、血が血管を通って流れ出すまで
がんばります。

ジローは 針でなぞる様に 血をたぐり出します。
ちいさな血管も。

こんなに 水が濁りました。

すんごいキレイに 頑張ったでしょう。
この血抜きで、仕上がりが違うそうです。

って 偉そうに言ってますが、
キメラの筒井シェフと、ラ・メゾン・ブランシュの加藤シェフの
二人の有名コンビに
こっそり(ブログに書いたらコッソリで無いな)
教えてもらいました。
二人の意見のいいとこ取り。イヒヒ。
なんせジローも初めてですねん。 あははははははは。
が、しかし、
明日からは、初めてでは無くなるんですよ。イヒヒ。
「なんでもやってみないとわからん。」

バットを用意して、
塩漬けにしましょう。

今回は「並塩」が無かったので、
もったいないけど「伯方の焼塩」で。
ぬれた感じの「あら塩」だと
次の日にビチョビチョになるから、
乾いてる塩の方がいいとおもいます。

きれいに並べて、塩を ひと腹ひと腹にまぶし、
漬けます。

今回の 「ボラ子」が4kg 塩が、4kgくらい使いました。

すりすり

せっせっせと。

これで「ボラ子」が見えなくなるまでかぶせて、

冷蔵庫に入れて 水抜きです。

小さいのも、大きいのも1日(24H)漬けます。(高い方は3日仕様にしました。)
中心まで塩を入れて、水抜きと臭みを取るそうです。
取り出したら塩を洗い流し、
2~3週間ほどの天日干しにはいります。
その様子は また No2~3で。
乞うご期待。
1日たったボラ子の様子はコチラ
↓
1日後の塩付け後。
すこし硬いけど、まだ干し柿くらい。

まだ形が変えられるくらいの硬さですのぉ。

すこし奈良漬けみたいな色になりました。
では、また。
すこし硬いけど、まだ干し柿くらい。

まだ形が変えられるくらいの硬さですのぉ。

すこし奈良漬けみたいな色になりました。
では、また。
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category: 自家製からすみ作り方
« 紅葉 2010 | 秋深し やさしいコメント。ありがとうです。 »
コメント
うっほい
大発見です。高級食材のカラスミの話がダイレクトに見れて感激です。
技術と手間がw
写真みてるだけでも満腹になました。
ありがとうございます。「
Re: うっほい
> 大発見です。高級食材のカラスミの話がダイレクトに見れて感激です。
> 技術と手間がw
> 写真みてるだけでも満腹になました。
> ありがとうございます。
マサ7さま。
参考になったのでしたらうれしいです。
コメントありがとうございます;)
giraud chef #- | URL | 2017/04/05 22:39 - edit
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