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かけっこ料理人 ジローchefの 走り書き

フランス料理とマラソンに燃える オフロードCHEFジローの ひとりごと

11:02 NAGASAKI 



11:02




heiwanozo.jpg

長崎で平和の祈り・・・黙祷。




オリンピックや代表戦が大好きなジローですが

この時間だけは

NHKの長崎平和祈念式典を。





ジローは小5から、高校卒業まで長崎で育ちました。






そう長崎の人間は

この時間に

通行人も

黙祷をささげると思います。

「今でもでしょうか?」


転校して初めての夏に驚いた記憶があります。





甲子園でもしますよね。




広島の方々も

6日は同じなのでしょうか?




テレビでは


民放で式典の様子を放映してるところは

高校野球以外では

ないように思いました。


中国にしばらく行かせていただいたので
こういう時に日本の位置付けが
少し悲しく感じられてしまいます。

ジローを含め

日本を考える事の大切さを
オリンピックの最高の感動を背景に
国民に問いかけているように感じさせられます。



とはいえ! 毎日、お笑いやスポーツや
食事、宴会・・・・
平和に楽しく ノンキに過ごしておりますwwすみません。





ここに



有名な写真があります。


長崎にいる頃に


見た記憶があります。



思い出したので



学生の時に

ジローが少し感じた何かを


皆さまにも・・・








ネットで検索して引用させていただきました。













焼き場に立つ少年
「焼き場に立つ少年」
1945年 長崎 撮影 ジョー・オダネル



目撃者の眼  報道写真家 ジョー・オダネル

1999年現在76歳になるジョー・オダネル氏は、アメリカ軍の
報道写真家として第2次世界大戦後の日本を撮った。





......................................................................



佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺め
ていました。すると白いマスクをかけた男達が目に入りまし
た。男達は60センチ程の深さにえぐった穴のそばで作業をし
ていました。荷車に山積みにした死体を石灰の燃える穴の
中に次々と入れていたのです。

10歳ぐらいの少年が歩いてくるのが目に留まりました。
おんぶひもをたすきにかけて、幼子を背中に背負っています。

弟や妹をおんぶしたまま、広っぱで遊んでいる子供の姿は
当時の日本でよく目にする光景でした。しかし、この少年の
様子ははっきりと違っています。

重大な目的を持ってこの焼き場にやってきたという
強い意志が感じられました。しかも裸足です。

少年は焼き場のふちまで来ると、硬い表情で
目を凝らして立ち尽くしています。

背中の赤ん坊はぐっすり眠っているのか、
首を後ろにのけぞらせたままです。


少年は焼き場のふちに、5分か10分も立っていたでしょうか。

白いマスクの男達がおもむろに近づき、
ゆっくりとおんぶひもを解き始めました。


この時私は、
背中の幼子が既に死んでいる事に


初めて気付いたのです。

男達は幼子の手と足を持つとゆっくりと葬るように、
焼き場の熱い灰の上に横たえました。


まず幼い肉体が火に溶けるジューという音がしました。
それからまばゆい程の炎がさっと舞い立ちました。

真っ赤な夕日のような炎は、直立不動の少年のまだあどけない頬を
赤く照らしました。その時です、炎を食い入るように見つめる
少年の唇に血がにじんでいるのに気が付いたのは。

少年があまりきつく噛み締めている為、唇の血は流れる事もなく、
ただ少年の下唇に赤くにじんでいました。夕日のような炎が
静まると、少年はくるりときびすを返し、

沈黙のまま焼き場を去っていきました。


(インタビュー・上田勢子)


......................................................................


[朝日新聞創刊120周年記念写真展より抜粋]





日本で広く引用される死者数は、広島「14万人」、長崎「7万人」である。

いずれも、昭和20年12月末までの死者数。





原爆の被害は、放射能・放射線に冒されて亡くなった人たちを数えねばならないから・・・・・






ジローにも妹はいます。
ケンタローにもナナエがいます。






みなさんには?





「世界平和」・・・・  黙祷。







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category: 最近・原発の事・気になってます

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